信用保証制度とは、中小企業者が金融機関から事業に必要な資金の融資を受けるとき、信用保証協会が公的な保証人となって事業の成長を金融の側面から支援する制度です。

ご利用の流れ

①保証申込

　中小企業者は、金融機関を経由して信用保証協会に保証申込み（保証委託契約の申込）をします。

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②保証審査

　信用保証協会では、事業内容、資金の妥当性、将来性などを審査し、保証の諾否を決定します。

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③信用保証書発行

　信用保証協会は、審査の結果、信用保証を適当と認めたときは、金融機関に対し信用保証書を発行します｡

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④融資

　金融機関は、信用保証書に基づき中小企業者に融資を行います｡このとき、中小企業者には金融機関を通じて所定の信用保証料をお支払いいただきます｡

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⑤返済

　中小企業者は、融資条件に基づき、金融機関に借入金を返済します。

ご返済ができなくなった場合

⑥代位弁済請求

　金融機関は信用保証協会に対して代位弁済の請求をします。

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⑦代位弁済

　信用保証協会は、この請求に基づき、中小企業者に代わって借入金の残額を金融機関に代位弁済します｡

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⑧求償権取得

　信用保証協会は、中小企業者に対する求償権を得て債権者となります。

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⑨求償債務返済

　信用保証協会は、中小企業者等の実情に応じ求償権の回収を行います。

※代位弁済と求償権

　保証人である保証協会が、債務者に代わって金融機関へ弁済することを「代位弁済」といい、これに伴い保証協会は、債務者に返済を求める権利「求償権」を取得します。